夏といえば、そうめんを連想するという方も少なくないはず。
子供の頃、夏休みや土曜日のお昼には中元で頂いた、そうでなくてもそうめんばかりだったという思い出がある方もいるのではないでしょうか。
そうめんなんてみんな同じ、そんな風に思っていて、大人になって食べた最上級の揖保の糸は目からウロコのおいしさでした。
いろいろなそうめんがありますが、大きなのは産地による違い、産地が異なると製法もそれぞれの特徴が有り、味・食感も違いがあります。
暑くなるとやはりさっぱりした物が食べたくなるもの。おいしいそうめんはやはり夏のギフトにぴったりです。
素麺の種類
三輪そうめん
奈良県桜井市を中心とした三輪地方で生産されている腰がしっかりしていて、煮崩れしにくいそうめんです。
三輪地方はそうめん発祥の地と言われています。
奈良県三輪素麺工業協同組合
半田そうめん
徳島県の特産品 半田そうめん。他地域の素麺とは太さとコシの強さが違います。
半田そうめん オカベ
小豆島そうめん
小豆島では400年程前からそうめんが作られているそうです。
長い伝統に培われた技で作られる手延べそうめんは伝統の美味しさです。
島原そうめん
長崎県南島原市などが産地の素麺は全国で二番目の生産量だそうです。
南関そうめん
南関そうめんの歴史は、300年とも250年とも言われる素麺は、一説によると、中国で修行した小豆島のそうめん作りの職人が、旅の途中立ち寄った上質の小麦粉や食用油が産出され、気候風土もそうめん作りに適していると製法を伝えた為言われているそうです。
南関町HP
大門素麺
おおかどそうめんは富山県砺波市で作られている素麺。
江戸時代後期大門地区の住人が売薬行商で能登の蛸島を訪れた時に、加賀前田藩の御用素麺を製造していることを知り、その製法を継承したという伝統のもの。
くるくるとまいてあるそうめんはめずらしいです。
憧れの大門そうめん!富山で買ってきたのでゆでて食べます!
富山にいった時見つけたので食べてみました。
揖保乃糸 素麺
いぼのいとは、兵庫県手延素麺協同組合が有する手延素麺。
主に揖保川中流域のたつの市、宍粟市で生産されています。
一番有名かもしれません。
五色そうめん
享保7年に製造され、松山藩の参勤交代に献上された五色そうめん。
梅肉や抹茶を練りこむ手延べ素麺は四国松山の伝統の味。
五色そうめん
番外編
鶏卵素麺
日本三大銘菓の一つである鶏卵素麺は、卵の黄味と氷砂糖を原料として作られる
細いソーメン状の形状をしたすべて手作りで生産されるどことなく異国の味がする和菓子です。

お中元にデパートがセレクトした素麺の品揃え
大丸ギフトの中で一番人気のそうめんは、【小豆島手延べそうめん】。
また出産内祝いに人気は三輪素麺の七色の【みわのにじ】など。
ちょっと高級なこだわり素麺が美味しそうに揃っています。
高島屋オンライン お中元 そうめん
高島屋のお中元特集には、小豆島手延素麺「天恵の糸・匠」極寒作り、池利×山形屋海苔店 「海薫る」手延海苔素麺・海藻ふりかけ詰合せ、池利×山形屋海苔店 「海薫る」手延海苔素麺・海藻ふりかけ詰合せ、三輪素麺 磐坐《いわくら》、などの【高島屋限定】の高級素麺が多く用意され、他とは違う特別感も一緒に贈る事ができそうです。
おすすめは、手軽なのに美味しさ抜群の焼き鯛と蒸し海老の具材付きぶっかけそうめん。
【三越】三越のお中元 2018
三越伊勢丹のお中元ギフトには、半田そうめん、夏らしい可愛いイラストが入った揖保乃糸の色そうめん、小豆島手延べそうめん「枝豆」と他とは違うセレクトの品揃えとなっています。
やっぱり夏になると食べたくなるそうめん、なじみのある地域のそうめんも良いですが、美味しいと評判のそうめんは一度は食べてみたいと思う人も少なくないはず。
お中元にそうめんを贈るなら、普段は食べない最高級品やちょっと珍しいと思うものを選ぶのもよいのでではないでしょうか。
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